令和2年(2020年) 8月2日(日) 天気:晴れ #天気図
しばらく山歩きをしていなかったので梅雨の明けた六甲山でリハビリを行うことにしました。無理をしないように六甲全山縦走路を何回かにわけて歩くつもりです。午前中に、登り口近くの須磨寺と海神社に参拝して、午後に西起点の塩屋駅から妙法寺駅まで歩きました。
灼熱の六甲山縦走は、3時間もあるけばフラフラになる厳しいものでした。
上野山 須磨寺
新西国三十三ヶ所、真言宗十八本山、役行者霊蹟札所、神仏霊場巡拝の道の札所である須磨寺は参拝したいと思いながら神戸の西の端にあり、なかなか訪れる機会がありませんでした。
真言宗須磨寺派、御本尊は聖観世音菩薩です。須磨寺駅から商店街の参道を登っていくと龍華橋と仁王門があり境内に入ります。
海神社
須磨寺から垂水まで電車で移動して駅の南側の海神社に参拝しました。垂水港の近くに大きな赤い鳥居があり、その北側、線路との間に本殿がありました。
六甲全山縦走路(その1)
垂水から3駅戻って、塩屋駅で降り、毘沙門堂の案内に従って、狭い駅前の商店街を抜けると山の上に上がっていきます。塩屋の自然を守る会の六甲縦走路西起点の看板を過ぎると山道になってきます。前方にはアンテナのある旗振山が見え、後方には塩屋の街の向こうに海が見えます。
尾根筋に出てしばらく登ると須磨浦山上遊園のふんすいランドに着きます。その横の遊園の道をリフト乗り場を越して少し行くと旗振茶屋があり旗振山の頂上にでます。神戸市街や淡路島方面が良く見えます。
12:15 山陽塩屋駅
12:25 六甲縦走路西起点看板
12:53 ふんすいランド
13:00 – 13:10 旗振山山頂
13:28 鉄拐山
13:42 – 13:55 休憩所
14:00 おらが茶屋
鉄拐山からは神戸市街やこれから進む六甲山縦走路が良く見えました。ウバメガシの林の中の道で、日陰になりそれほど暑くは感じません。すぐにおらが茶屋の手前の休憩所につき、昼食をとりました。おらが茶屋の屋上は展望台になっており、明石大橋をはじめ360度の展望を楽しみました。
おらが茶屋から急な階段を下り、高倉台の団地を抜け、道路を渡ると栂尾山の登りになります。団地内にはスーパー(KOHYO)があり、食料や飲料の補給ができます。栂尾山の登りは一直線の階段になっており、木もなくてカンカン照りのなか、辛い階段上りです。何回か休憩しましたが、日陰がないのでかえって消耗した感じでした。栂尾山の山頂には丸太で組まれたの展望台がありました。
横尾山を過ぎると須磨アルプスのハイライト馬ノ背です。ザラザラの風化花崗岩の痩せた尾根をフラフラになりながら慎重に進みました。馬ノ背を越すと横尾の住宅の方に下りはじめ、住宅街の公園の横にでました。そこから妙法寺駅まで10数分程です。
暑くて辛い山行でしたが、無事下山できてなによりでした。
14:20 栂尾山登りの階段下
14:55 栂尾山
15:24 横尾山
15:40 馬ノ背
16:25 横尾登り口
16:40 妙法寺駅