【member】N口(CL)、S村(SL)、私
【装備】各自一般山行装備一式、ラジオ、ツエルト、医薬品、コンロ他一般調理用具、食料10食分、非常食各自
各自登攀用具一式(メット、ゼルプスト、ハンマー、アブミ他)、ザイル11mm×40m 2本、ハーケン、ジャンピングセット、ボルト、制動器、カラビナ etc
【費用】食費 & 雑費(ハーケン etc)3000円、交通費 京都ー茅野 1890円×2、急行券 400円×2、指定券(行き)300円、タクシー 茅野ー渋の湯 830円、バス 渋の湯ー茅野 500円、31日朝食、3日夕食、ビール 1000円、合計 10210円
昭和50年(1975年) 5月31日(土)天気:
【コース & タイム】
京都~(30日 22:29発 ちくま2号)~茅野~(タクシー)~ 8:10 渋ノ湯 8:45 ~(9:10-20 rest)~ 9:40 分岐 ~ (9:45-10:30, 11:05-11:15 rest) ~ 11:45 黒百合平 Base Camp(テント泊)
昭和50年(1975年) 6月1日(日)天気:晴れのち雷雨
【コース & タイム】
BC 7:47 ~ 8:30 取付き 8:50 ~下部左ダイレクトルートより上昇バンドルート 13:50 (途中、雷のため避難 12:40-13:40) ~ 15:00 BC
【感想】初めての Field Rock Climbing。北八ツの静けさが何ともいえなかった。以下、メモ帳より。
下部左ダイレクトルートより上昇バンドルート
1P:<S村+N口+私>(1時間)凹角をつめてつきあたり、微妙な Balance で左へこして、終了(ビレー)
2P:<私+N口+S村>(30分)スラブを2mで小テラスへ。右に chimny があるがピンがなく、その左へひより小テラスへ。ピンを打ってビレー。この route 、ピンが少ないし、ルートを間違ったようだ。
3P:<S村+N口+私>(1時間)route がわからない。凹角をつめるとピンがあり、ちょっとかぶっている。いいスタンスとなる岩がぐらぐらしている。右にチムニーがあり、S氏がattack するが route ではないらしく、やめる。左にするが hold がなく微妙である。S氏が登っているときにわか雨が降り、冷たい。何か天気がおかしい。
4P:<私+N口+S村>(30分)やさしい凹角から ridge へ出、直上すると小舎岩テラス。快適なピッチだった。硫黄岳の辺は雲にかくれ、遠く雷が聞こえだした。雨もポツポツ。
5P:<S村+私+N口>(35分)草付きの凹角を左上し、右に折れる。ピンが2本あり、微妙な Balance で登る。快適だ。そこから3mぐらいで大きなテラスへ出る。正面の壁にはきれいなクラックルートがあって快適そうである。
6P:<N口+私+S村>(20分)雨が強くなる。大きな凹角をセカンド,ラストはコンティニュアスで登る。雷がだんだん近くなり急ぐ。
7P:<S村+私+N口>(15分)雷がいよいよ近くなり、冷雨がはげしい。早く避難すべく、S氏が登る。10mぐらいのところにチョックストーンと岩穴があり、そこに避難することにする。セカンドが登るころには氷の粒が降ってくる。これでも6月の八ヶ岳であろうか。雷は頭の上だ。みんな登りきり、できるかぎり金物をはずす。穴の中で昼食をとっていると、突然の電気ショック。叫び声。みんなしばらく動けなかった。しかし、生きていた。この時、PM 1:05。しばらくしてやっと雷が遠ざかり、早々に岩場を脱出する。そこから5mぐらい上で頂上。上には広場があり、針金がめぐらされていた。あたりの景色が天国に思えた。三人で固い握手。痛い体も苦にせず、すぐにベースへ帰る。
図解(われわれはこうして電気人間になった)※記録ノート参照
昭和50年(1975年) 6月2日(月)天気:晴れ
【コース & タイム】
BC 12:00 ~ 12:35 取付き 13:05 ~ 左カンテルート 14:25 ~ 16:00 BC
【感想】
左カンテルート
1P:<S村+N口+私>(30分)ガリー状バンドを左上。行き詰まりのクラックへ無理に体をいれてビレー。左側はレイバックで登れる。
2P:<私+N口+S村>(15分)やさしい凹角を登り、カンテを上へ。大きなテラスの上にはきれいなchimny が見える。
3P:<S村+N口+私>(20分)クラックをちょっと登り、快適なチムニーへ入る。左へ抜けてビレー。岩がゴロゴロした大テラスである。
4P:<私+N口+S村>(15分)コンティニュアス
5P:<S村+N口+私>(10分)クラックを抜けると左の壁にピンが連打。ちょっとかぶり気味であるが難なく越せた。エギーユ西へでて終了。
昭和50年(1975年) 6月3日(火)天気:晴れ
【コース & タイム】
BC 8:00 ~ 9:20 取付き 9:48 ~ 下部凹角ルートよりクラックルートから上部右ルンゼ状ルート 12:05 ~(13:00まで雷のため避難)~ 14:30 BC 15:55 ~ 16:40 ブランコ 16:55 ~ 17:25 渋の湯 ~ 茅野 ~松本 23:59発 ちくま3号 ~ 京都
【感想】
下部凹角ルートよりクラックルートから上部右ルンゼ状ルート
1P:<S村+N口+私>(15分)
2P:<S村+N口+私>(40分)
3P:<私+N口+S村>(20分)
4P:<S村+N口+私>(20分)
5P:<私+N口+S村>(10分)
この日は、5P目から雷が近づき、林の中へ飛び込んだ直後、雷雲に包まれた。あられが2,3cmつもった。



































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