京都西北部の寺社巡り

散歩
金堂

令和6年(2024年) 2月7日(水) 天気:晴れ 

#天気図

近畿三十六不動尊霊場の2巡目も残り少なくなってきましたが、京都周辺にはまだたくさん残っています。今日は、不動尊霊場を中心に、嵐山、嵯峨周辺のお参りに行きました。

松尾大社(まつのおたいしゃ)

松尾大社鳥居

国道171号線から嵐山に向かう途中、四条通りの西端が桂川を渡ったところに松尾大社はあります。

神仏霊場巡拝の道第87番札所です。式内社(名神大社)で、二十二社(上七社)の一社になります。

大宝元年(西暦701年)に この地に社殿創建以来 千三百年有余年の歴史を誇る 京都最古の神社のひとつです。東の賀茂神社(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)とともに「東の厳神、西の猛霊」と並び称され、西の王城鎮護社に位置づけられていました。

酒の神様として信仰され、境内にはお酒の資料館があります。また、神使を亀と鯉とすることでも知られているそうです。

 

松尾大社楼門

楼門前にて

 

 

 

 

 

 

 

拝殿

手水所の亀

寄贈の酒樽

境内

ご本殿

拝殿と本殿

おみくじ

お酒の資料館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嵯峨山 大覚寺(旧嵯峨御所 大覚寺門跡)

嵐山・渡月橋の手前を右に折れ、高架を渡って清凉寺前を右に曲がると大覚寺があります。

真言宗大覚寺派の大本山で、ご本尊は不動明王を中心とする五大明王です。近畿三十六不動尊霊場第13番、真言宗十八本山第5番、神仏霊場巡拝の道第89番になります。また、嵯峨天皇を流祖と仰ぐ華道嵯峨御流の総司所(家元)でもあります。

「嵯峨天皇と弘法大師空海との歴史交流の舞台。
平安初期、嵯峨天皇がこの地に離宮嵯峨院を建立され、嵯峨御所と呼ばれた。
これが旧嵯峨御所大本山大覚寺の前身である。」(パンフレットより)

大覚寺表門にて

参拝口

式台玄関と宸殿、臥龍の松

式台玄関

宇多法皇使用の神輿

右近の橘

左近の桜

内庭

勅使門

大沢の池

勅使門

五大堂の新婚さん

大沢の池

大沢の池

村雨の廊下から霊明殿

宸殿横の松

いけばな(嵯峨御流)

いけばな(嵯峨御流)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大内山 仁和寺(旧御室御所 総本山 仁和寺)

仁和寺東門

広沢の池の横を通り、一乗通りを少しいくと仁和寺(にんなじ)です。仁王門が通りに面しています。

真言宗御室派の総本山でご本尊は阿弥陀如来様、開基は宇多天皇です。近畿三十六不動尊霊場第14番、真言宗十八本山第6番、神仏霊場巡拝の道第92番、京都十三仏霊場第9番になります。仁和寺はまた、宇多天皇を流祖とする華道「御室流」の家元でもあります。

ここも、皇室とゆかりの深い寺(門跡寺院)で、出家後の宇多法皇が住んでいたことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称されたが、明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになったそうです。

御室は桜の名所としても知られ、春の桜と秋の紅葉の時期は多くの参拝者でにぎわいます。前回は7月、今回は2月、次回は是非、桜か紅葉の季節に参拝したいものです。普段は境内への入場は無料ですが、今回は「京都冬の旅特別公開」をやっており、入場料を払って「金堂裏堂 五大明王壁画」を拝観することができました。通常は非公開で薄暗い中で保存されているので、三百数十年たった今も壁画の色は鮮やかでした。

境内図

五重塔

 

 

 

 

 

 

 

金堂

金堂

金堂

金堂前にて

鐘楼

一願不動尊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紅梅

仁王門

 

 

 

 

 

 

 

五智山 蓮華寺

蓮華寺山門にて

蓮華寺は仁和寺の駐車場の横、仁和寺の隣にあります。真言宗御室派の別格本山、ご本尊は阿弥陀如来様です。

不動堂には五智不動明王様が祀られており、近畿三十六不動尊霊場15番になります。

境内には薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来の五体の大きな五智如来座像とお地蔵様など十一坐像があります。

 

 

五智如来坐像

不動堂

五智如来坐像

十一坐像

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