奈良寺社巡り

奈良寺社巡り

令和4年(2022年) 6月24日(金) 天気:晴れ  #天気図

今週は、奈良です。奈良の中心近くの寺社を巡ります。高速代を節約するために下道で行ったので、奈良に入る途中の西大寺から始めました。

勝寶山 西大寺

西大寺本堂

西大寺は神仏霊場、真言宗十八本山、大和十三仏霊場、南都七大寺の真言律宗の総本山です。ご本尊は釈迦如来様で、創建当初は東大寺に対する大寺院であったそうです。

本堂の前には室町時代に焼失した広い東塔跡があります。

愛染堂の裏地でハス園が開かれていましたが、少し時期が早く、開いているのはわずかでした。

護摩堂

西大寺本堂にて

東塔跡

愛染堂

愛染堂

ハスの花

ハス園

ハス園

ハス園

ハス園

ハスの花と平和観音像

本堂と東塔跡

平和観音像

鐘楼

東塔跡

光明殿と平和観音像

法相宗大本山 興福寺 南円堂

興福寺東金堂

興福寺の駐車場に車を止めて、西国三十三ヶ所観音霊場第九番札所の南円堂にお参りしました。

ここの観音さんは、不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのんぼさつ)様で、身にまとう鹿皮(ろくひ)は、氏神である春日大社との関係で、藤原氏の強い信仰を集めたそうです。

興福寺五重塔

南円堂にて

南円堂

南円堂より境内

中金堂・東金堂・五重塔

猿沢の池

南円堂への石段

猿沢の池と五重塔

猿沢の池の亀

南円堂から石段を下りて、猿沢の池に出て、元興寺(がんごうじ)に向かいました。

真言律宗 元興寺(がんごうじ)

元興寺北門

神仏霊場の元興寺には、北門の横から受付のある東門に抜けて、拝観です。

HPによると「日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平城遷都にともなって、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、新築移転されたのが、元興寺(佛法元興の場、聖教最初の地)です」とのことです。ひと月前に、飛鳥寺にお参りしましたので、この辺りは繋がっているなあと思いました。

たくさんの石塔、石仏のある浮図田(ふとでん)に咲く桔梗がきれいでした 。

車を止めてある興福寺に帰る途中、鹿さんに出会いました。

元興寺東門

東門にて

元興寺極楽堂(本堂)

浮図田(ふとでん)

浮図田(ふとでん)

浮図田の桔梗

浮図田にて

元興寺にて

鹿

鹿と私

大安寺

神仏霊場、奈良十三仏霊場の大安寺は、南都七大寺の一つで、癌封じのお寺として有名だそうです。高野山真言宗、ご本尊は十一面観世音菩薩様。奈良時代から平安時代前半までは、東大寺、興福寺と並ぶ大寺で、「南大寺」の別名があったそうです。

大安寺南門にて

大安寺境内

本堂

本堂

本堂

アジサイ

奈良縣護國神社

今日最後の参拝は、近くの奈良縣護國神社です。護國神社に参拝すると、戦争とは?について考えさせられます。「国を守る」「国を発展させる」ために命を懸けて戦った若者たちの志に敬意を表するとともに、正しい方向に彼らのエネルギーを導かなかった政治家、指導者に激しい憤りを感じます。プーチンによるウクライナ侵略が実際起こっている現状をみるとなおさらです。

曲がりなりにも指導者を選ぶ権利が残っている我々は、指導者の本質を見抜き、良い指導者を支持しなければなりません。が、国・国民の為はプロパガンダ用のお題目、金の亡者、権力信奉者(選ぶ側も含めて)がほとんどなのが悲しい現実です。

情報インフラが飛躍的に発達した現在、微妙な危うい問題を抱えつつ、年寄りには想像できないほど世界は身近になっています。国という形は前時代的な過去の遺物になるかもしれません。歴史・文化・宗教の違いを乗り越え、世界は一つという新しい倫理感を構築して、軍隊が必要ない平和な地球になるよう、世界中の若い力に期待します。

奈良縣護國神社境内

奈良縣護國神社にて

奈良縣護國神社本殿

令和

戦没者慰霊塔

境内

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